西北地区と西南地区を結ぶ鉄道が来年着工

 

鉄道部と四川省、甘粛省、重慶市の関係者はこのほど、北京に集まり、西北地区と西南地区を結ぶ鉄道の敷設について、来年に着工し、三年間を費やして完工することで合意した。

同鉄道は国の『中長期鉄道網企画』の中の西北地区と西南地区を結ぶ重要区間であり、北は甘粛省省都の蘭州から、甘粛省の中南部、四川省の北部を経て、南は重慶市に至るもの。総延長は1012キロで、四川省内の区間には400キロ。

西南と西北の両地域間には現在まだ直通の鉄道がなく、両地域間の貨物の交流はいずれも西北地区東部ルートや西南地区の北部ルートを経由しなければならない。新鉄道の完成後は、西北地区から西南地区の港までの最短距離で最も便利なルートができることになる。

                      「チャイナネット」2005/03/17