40年の長きにわたり働き続けてきた上海虹橋空港は、21日を目処に近年最大の改修工事に入る。待合ビルの閉鎖式改造、滑走路の大補修により、年内に乗客輸送能力を30%以上増加する見込みで、改造期間中も空港は正常の運行業務を継続する。
1921年に運行を開始し、1964年には正式に民用空港として改修された上海虹橋空港は、この数年、乗客数が急増し、昨年度取扱い旅客数は延べ1488万2000人に達し、延べ960万人の設計容量を遥かに上回っている。現在、虹橋空港の一日当り発着便数は450便で、ピーク時は一時間当り43便にも達し、滑走路はその負担に耐えられなくなっていた。
上海空港集団は2900万元を投資し、待合ビルBターミナルの大改造を行うことを決定した。今年3月21日〜6月30日の期間にBターミナルの封鎖式改造を行うので、出発旅客は隣のA出発ターミナルで搭乗手続きを行い、閉鎖期間中もBターミナルの出発待合、到着手続には影響することはない。改修により出発待合Bターミナルのチェックカウンターは、以前より42増えて52となり、安全チェック通路も倍になる。改修後、A、B両ターミナルの旅客取り扱い能力は延べ2000万人に向上する。
虹橋空港の滑走路大改修は今年7月にスタートし、空港は運行継続のために滑走路路面と照明システム改造工事を行う。施工時間は毎晩12時から翌朝第一便出発まで続く。
「チャイナネット」2005/03/21
|