国務院国有資産監督管理委員会(国有企業管轄部門)の李栄融主任はこのほど、国有企業に関する問題について取材に応えた。
――李主任は今年初めに開催された全国国有資産監督管理工作会議で、今年は国有資産の監督管理をより強化していくと強調した。この方面で、今年はどのような重要な監督管理措置を実施する予定か。
国有資産監督管理委員会は、企業の国有資産譲渡をさらに規範化するための規則を近く制定する。具体的には、中小企業における経営陣への国有資産譲渡を規範化するものだ。今年上半期には、国有企業の制度改革のさらなる規範化に向けた意見を提出し、下半期には、全国の国有企業の規範化や制度改革について監督・管理・検査を行う。
このほか、今年は関連部門と協力して、中央企業(中央政府直属の国有企業)の委託経営や重要子会社の重要事項の管理に関する法制度、「国有企業監事会暫行条例」の制定を進め、法に基づく国有資産の監督管理を強化していく。
「人民網日本語版」2005年3月24日
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