青海省は3月27日、「2008年北京オリンピックのマスコットとして、チベットカモシカを申請」というテーマの記者会見を行った。
国の一級保護指定動物で、「高原の精霊」ともいわれるチベットカモシカはすでに青少年と児童の間で人気があり、国内外の各界の人々の間でも関心を集めている。幅広い層の人々や野生動物保護関係者及び一部の専門家、学者らが、チベットカモシカは優雅・敏捷で、平和・連帯のイメージを持つものであり、動物世界の中でその名に恥じない「優秀なスポーツ選手」、「イメージ大使」、新しい世紀のオリンピックに独特な精神と理念をもたらすと見ている。
2003年8月に、青海省は初めて北京オリンピック組織委員会に『チベットカモシカの2008年北京オリンピックのマスコット選定に関する申請』を提出した。2004年に、青海省体育局は前後して2度にわたって青海省人民政府を代表し、北京オリンピック組織委員会にチベットカモシカを2008年オリンピックのマスコットに認定するよう書面で申請した。
中国野生動物保護協会もチベットカモシカの「オリンピックのマスコット申請」を積極的にサポートしている。安徽省などの地域の高等教育機関においては、「野生動物保護とチベットカモシカのオリンピックのマスコット認定への声援」という専門グループによるボランティア活動を組織すると同時に、青海省、北京市、天津市、山東省、四川省、湖南省、陝西省、安徽省などで、チベットカモシカを2008年オリンピックのマスコットに認定することを声援するための一連の巡回展示会や署名活動を展開している。
「チャイナネット」 2005年3月30日
|