「愛・地球博」中国館の杭州ウィーク開かれる

 

愛知万博「愛・地球博」中国館の杭州ウィーク開幕式が3月27日、同万博会場で行われた。テーマは「人文と自然の調和、都市と環境の協調」だ。

開幕式には、中国政府代表の高燕氏、杭州市人民政府の葉明高級顧問、駐日中国大使館の李冬平参事官、中国館の孫鋼館長らが出席。

シルク、茶文化、剪紙芸術、西湖水という杭州の4つのシンボルを掲げた開幕式は、国内外の多数のメディアや観客たちを集めた。この日、中国館には2万4000人あまりが来場した。

杭州は、130人以上の代表団をこの杭州ウィークに派遣。3月27日から4月2日までの1週間、館内では「シルクで客を迎え、書画で友と会う」というテーマでシルクや茶、紙、水などを用いた演出により、美しい杭州の特色を表した。

9月までの万博期間中は、杭州の観光、生態居住環境を紹介する日本巡回展が神戸、福井、名古屋、岐阜、三重、和歌山などの各市で行われる。「東方のリゾート都市――杭州」をテーマとして、日本の人々に杭州の居住環境と豊かな観光資源を紹介。それによって、日本の旅行会社、観光業界との交流と協力をいっそう深める。

また、万博を通して日本の各界の人々との関係を深め、さらに多くのビジネスチャンスと協力パートナーを見つけることも、今回の杭州ウィークの重要な目的の1つだ。杭州市としてはこのチャンスを利用して、企業誘致、投資、観光を紹介する説明会を行い、ビジネス・貿易の相互往来を強化し、中日間がともに発展していくことを願っている。

                  人民中国インターネット版2005/04/05