「聚宝盆地」の美称を持つチャイダム盆地は豊富な良質オイルガス資源があり、青海油田の主要な探査開発対象である。盆地内のオイルガスの潜在埋蔵量は巨大で、将来性が高いので、西部大開発においても重要な地位にある。近年発見されたオイルガス田は25ヵ所、探査済み採掘可能石油地質埋蔵量は4億余トン、探査済み採掘可能天然ガス埋蔵量は4005億立方メートルである。オイルガス年間生産量は史上初めて400万トンを突破し、史上最高の多項目指標を達成している。
中国石油天然ガス株式有限公司青海油田支社の黄立功総経理は、「青海油田はチャイダム盆地資源という優位性と西部大開発の政治的な優位性を擁しており、三段階に分けてチャイダム盆地オイルガス年間生産量1000万トンの発展目標を実現します。第一段階は、この二年間に5000万トン級の良質埋蔵量1〜2ヵ所の探査確認です。「第11期五ヵ年計画」(2006-2010年)期に、採掘可能な確認石油貯蔵量累計5億トン、累計探査済み採掘可能天然ガス貯蔵量5000億立方メートル、三級貯蔵量1兆立方メートルを確保して、油田の急発展のための確固とした埋蔵量の基礎を固めます。第二段階は、石油、天然ガス、精錬化工を大発展させ、一致化発展力を形成させます。「第11期五ヵ年計画」中期には、オイルガス年間生産量800万トンの階段的目標を実現させます。今年はオイルガス生産450万トンを実現し、来年には500万トンに到達させ、2008年前後には800万トンに到達させる予定です。第三段階は、オイルガスを原油、天然ガスの生産発展と平行発展させます。オイルガス年間生産量1000万トン以上を達成し、同時に原油生産量300万トン、天然ガス生産量70億立方メートルを実現して、我が国千万トン級大型オイルガスの仲間入りをすると同時に、初歩的にゴルムド(格爾木)オイルガス塩化工業基地を形成させます」と語った。
さらに黄立功総経理は、「この目標を実現するため、青海油田は石油探査、オイルガスの安定生産、生産量向上、オイルガス塩化工業総合利用の三難関突破の戦いを遂行し、科学技術によるオイル業振興を図り、人材登用によって企業を強化し、共同努力によって三大任務を発展させ、企業管理、安全安定、精神文明建設の三大発展基礎を構築して、オイルガス資源開発過程における全面的協調、持続可能な科学的発展観を堅持して、我が国エネルギー資源発展のために貢献しなければなりません」との決意を語った。
「チャイナネット」2005/04/05
|