歴史教科書検定で厳重な申し入れ 王毅駐日大使

 

王毅・駐日本中国大使は5日、日本外務省の谷内正太郎事務次官と会見し、歴史をわい曲し、侵略を美化した右翼的な教科書を、日本政府が審査で合格としたことについて、緊急の申し入れを行った。

王大使は中国政府の厳しい姿勢を説明した上で、「今年は第二次世界大戦の終結60周年に当たる。国際社会、特にアジア各国はいずれも歴史問題をめぐる日本の言動に非常に注目している。日本のこうした行為では、当時の被害国の国民との真の和解は難しく、国際社会で信頼を得ることも難しい」と強調した。(編集SN)

                      「人民網日本語版」2005年4月6日