このほど、中国国家副主席である曾慶紅氏、全国人民代表大会の顧秀蓮副委員長はそれぞれ、二十回目の中国訪問で来られたタイのプリンセスシリントンと会見した。プリンセスシリントンは「タイの人たちに中国を紹介することを念願としており、今後、両国国民の相互理解と友情を深めるために、たゆむことなく努めたい」と語った。
曾慶紅氏は「中国とタイは友好な隣国の間柄、友人、パートナーである。両国は誠意を持って互いに支持しあい、親密な協力関係を保っている。両国の友好関係はすでに『隣国との友好的な付き合い』のモデルとなっている」。曾慶紅氏はタイの王室とシリントン・プリンセスの中タイ関係の発展に対する貢献を高く評価し、「中国はタイとの協力を願っており、中タイ国交樹立三十周年を迎えるにあたり、両国間の戦略的パートナーシップをさらに発展させることに努めたい」と語った。
顧秀蓮副委員長はその後に行った会見で、「中タイ国交樹立三十周年を迎えるに当たり、中国とタイは緊密な協力関係を保ち、中タイ関係をさらに発展させ、『中タイは身内同士のもの』という考え方を人々の心に深く根づかせることを願っている」と語った。
プリンセスシリントンは中国側からの友好的な熱意あふれるおもてなしに感謝の意を表し、「今回の中国訪問はタイ中の間の教育、科学技術、文化分野の交流と協力を促進し、中国西部の発展・変化を再認識し、タイ中両国の友好関係の増進を目的とするものである」と語った。
「チャイナネット」 2005/04/06
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