国務院の呉儀副総理は6日、日本・YKK株式会社の吉田忠裕社長一行と会見した。
呉副総理は、YKKがファスニング世界最大手として中国市場を非常に重視し、ファスニング・建材分野の対中投資事業で良好な業績を上げていることに触れた。その上で、「中国政府は今後も、多国籍企業による中国本部、開発施設、製造工場の設立を奨励し、国有企業の改組・再編、東北地方の旧工業基地の振興戦略、西部大開発戦略への外資参加を積極的に促していく。YKKが中国経済の発展のチャンスをつかみ、対中投資など、より幅広い対中経済貿易協力を引き続き展開することを望む」と述べた。
双方はこのほか、知的財産権保護などについて率直な意見交換を行った。
「人民網日本語版」 2005年4月7日
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