外交部報道官、対バチカン関係2原則を説明
外交部の秦剛報道官は5日の記者会見で、中国政府が中国とバチカン市国との関係を処理する上での2原則を、記者の質問に答える形で説明した。2原則は以下のとおり。
(1)バチカン市国は必ず、台湾とのいわゆる「外交関係」を断ち切り、中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法政権であり、台湾は中国領土の不可分の一部であると認めなければならない。
(2)バチカン市国は、宗教問題を口実とした中国への内政干渉を含め、中国の内政に干渉してはならない。
「人民網日本語版」 2005年4月7日