胡錦濤国家主席は5月16〜18日、北京で開催される米誌「フォーチュン」2005年世界フォーラムの開幕式に出席する。胡国家主席のほか、国家発展改革委員会の馬凱主任、商務部の薄熙来部長、情報産業部の王旭東部長、科学技術部の徐冠華部長、中国人民銀行(中央銀行)の周小川行長(総裁)、国務院新聞弁公室の趙啓正主任などといった中国政府関連部門の責任者が、同フォーラムでのスピーチを予定していることがこのほどわかった。
「フォーチュン」の編集者フォードリー氏によると、北京世界フォーラムでの講演者には、ペルーの経済学者デ・ソト氏ら世界的に有名な経済評論家のほか、イタリア・ゼニアグループのゼニア最高経営責任者(CEO)、ドイツBMWのバンケ会長、独ウオルマート国際事業部のメンザーCEO兼社長、米シティバンクグループのプリンスCEO、米ゼネラルモータース(GM)のワゴナー会長兼社長兼CEO、米モトローラ社のザンダー会長兼CEOといった有名企業のトップが名を連ねている。
フォードリー氏によると、現在までに各界代表者300人以上が同フォーラム参加を申し込んでおり、うち59人は「フォーチュン」が選ぶ世界有力企業500社の代表である。500強に選ばれた中国企業は14社あり、うち10社の代表がすでに同フォーラム参加を申し込んだ。
これまでに決まった同フォーラムの議題には「新しい中国を迎える――文化の変遷、挑戦、チャンス」「新しいアジアの世紀」「ワイヤレス・アジア」などがある。
同フォーラムは米タイムワーナー社が主催し、国務院新聞弁公室と北京市政府が共催する。フォーラムのテーマは「中国と新しいアジアの世紀」。
「人民網日本語版」 2005年4月8日
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