国家信息中心(情報センター)が8日に発表した予想レポートによると、今年第1四半期(1―3月)の中国の国民経済は、マクロ政策の効果的誘導と自発的成長の2重の働きで、8.8%の急成長を維持すると予想される。
レポートによると、農業と投資減速の影響を受けて、第1四半期の国内総生産(GDP)成長率は若干落ち込むと思われたが、依然として急成長を遂げ、消費需要の高まりと輸出需要の持続的な拡大は経済成長の大きな原動力となっている。
同センターはまた、一定規模以上の企業による第1四半期の工業生産増加額は17.2%増で、昨年同期より0.5ポイント低いと予想している。同センター経済予測部のエコノミスト、祁京梅氏は「工業経済が中国経済成長の最大の功労者だ。工業生産成長が減速すると、経済全体の成長も減速するだろう」と話している。
「人民網日本語版」 2005年4月11日
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