厦門市の港・空港を結ぶ保税区が年内着工

 

厦門(アモイ)市計画委員会によると、アモイ市の9平方キロメートルに及ぶ港・空港を結ぶ保税区の整備が今年に正式にスタートすることとなった。先般、アモイ象嶼保税区管理委員の胡漢丕会主任は、5〜7年の整備を経て、アモイの港・空港を結ぶ保税区は、アジア・太平洋地域の物流・調達センターひいてはアジア・太平洋地域の国際貨物集散センターになるだろう、と語った。

この整備計画は、高崎国際空港―保税区―東渡港を結ぶベルト状の地域に、港、空港、保税区とつながる国際物流パークをつくるものである。面積0.7平方キロメートルの「保税区・港リンケージ」のテスト運営エリアがこの9平方キロメートルの地域内に設けられる。これ以外に、保税区一期、二期(2平方キロメートル)、東渡埠頭作業エリア(3.3平方キロメートル)、空港物流パーク(3平方キロメートル)なども含まれている。

今年はアモイの将来を左右する極めて重要な年となっている。福建省海峡西岸経済区の建設が正式にスタートし、アモイ港湾型都市建設も全面的に展開されている。アモイの「保税区・港リンケージ」のテスト運営が国に認可され、アモイの経済発展のレベルを大いに高めるだけでなく、アモイの中心都市としての先導的な役割をよりいっそう発揮させ、全省ひいては全国にサービスを提供し、アモイが国際協力における重要なプラットフォームとなるうえで深遠な意義を持つとされている。

「チャイナネット」 2005年4月11日