企業発展環境について、経営者意識調査を実施

 

中国企業聯合会と中国企業家聯合会はこのほど、昨年11月から今年1月にかけて行われた、企業発展環境に対する企業経営者の意識調査結果を発表した。これによると、「マクロコントロールは企業経済環境にプラスの影響を及ぼした」と答えた経営者は全体の26.77%で、60.92%が「どちらでもない」と答えた。マクロ・メソ・ミクロの3レベルから経済環境変化について質問すると、「現在のマクロ経済は良好」との答えは37.69%、「企業発展の産業環境は良好」は22.94%だった。全体的に見ると90.23%の経営者が、外的経済環境を「良好」または「基本的に正常」と捉えている。

また、ほぼすべての経営者が、政府による各種法整備と政策透明性の向上を評価した。一方、不満足度が高かったのは融資環境と市場環境で、「融資環境が近年やや悪化した」との答えは15.20%、「市場環境がやや悪化した」は10.64%だった。多くの経営者が生産要素市場の建設を積極的に評価しているものの、労働力市場以外は、いずれも半数以上の経営者が「発展が停滞している」と考えている。特に「市場建設の効果がよくない」と答えた経営者は、管理者市場で18.84%、資本市場で18.84%、土地市場で17.02%を占めた。

「人民網日本語版」 2005年4月11日