国際調達連盟のジャック・ワグナー事務総長はこのほど、第14回国際調達及び供給管理連盟世界大会が9月17日〜18日に北京で開催されることを明らかにした。大会は国際調達連盟、中国物流及び調達連合会の共催によるもので、大会のテーマは「経済のグローバル化――中国における国際調達」である。
ワグナー氏は、世界各国の企業界と経済界の専門家、学者たちは、経済が急速に成長を遂げ、変化・転型しつつある中国に非常に大きな関心を寄せており、北京はまた中国の国際調達環境を知る上で最も理想的な都市である、と語った。
中国物流及び調達連合会の丁俊発常務副会長は、中国は全世界の調達センターとなりつつあり、世界において最も潜在力のある、最も成長の速い調達市場として、日増しに多くの多国籍企業を引きつけている。中国で調達を行うことは、ますます多国籍企業にとってコストダウンを図り、競争力を高めるうえでの当然の措置となっていると述べた。
丁俊発常務副会長はさらに、少なからぬ多国籍企業は国際調達センターを中国に移転するかあるいは中国に国際調達事務所を設置している、と語った。
ウォルマートの国際調達センターはすでに香港から深センに移転し、カルフールは上海で国際調達センターを設立すると同時に、中国国内で次々に地区調達センターを作り上げ、メトロも上海と天津を中国南部と北部地区の調達の中枢にしている。
大会組織委員会が明らかにしたところによると、中国商務部の薄煕来部長、中国財政部の肖捷副部長、中国国家発展改革委員会の欧新黔副主任、中国国有資産監督管理委員会の黄淑和副主任らは大会に出席し、講演を行っうことになっている。ウォルマート、マイクロソフト、IBM、ゼネラル・モーターズ(GM)、シノペック(中国石油化工)、レノボ(聯想)及びハイアール(海爾)などの企業も同大会に参加する予定。
「チャイナネット」2005年4月12日
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