国家情報センターが10日に発表した報告によると、今年第1四半期の輸出額は1562億ドル(前年同期比35%増)、輸入額は1427億ドル(同15%増)に上り、貿易黒字は135億ドルだった。前年同期は84億ドルの赤字。今年第1四半期は輸出が経済成長を目立ってけん引し、国内総生産(GDP)の急成長を維持する主要な原動力になったものとみられる。
同報告の分析によると、国民経済の持続的急成長、輸出製品の競争力強化、世界経済の回復傾向、ドル安の継続などが、中国の輸出が成長を続ける主要因になった。
また同報告は、中国の輸入の伸びが目立って低下していると指摘する。2004年に輸入成長率は42.3%から30.26%に低下し、今年1月から2月にかけてはさらに8.3%まで低下した。04年の貿易総額は1兆1千億ドルを突破し、外資導入額は600億ドルを超えた。
「人民網日本語版」2005年4月11日
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