製造業大国の中国は世界の20%の工作機械を買付ける

 

先般、「第九回中国国際工作機械展覧会」が北京国際展覧センターで開催された。関係筋によると、2004年に中国は世界の20%の工作機械を買い付け、つまり、五台の工作機械のうち、一台は中国に売られたことが明らかになった。

同展覧会の組織責任者によると、近年、中国は世界的範囲で最も急速に成長をとげている工作機械市場である。2004年における中国の工作機械の売上高は世界一の94.16億ドルに達した。工作機械のユーザーは主に製造業の企業である。これらのデータは中国の「製造業大国」の地位を物語る有力な証左となっている。

シーメンス中国自動化・駆動ブグループ傘下のムーブメントコントロール部の裴安諮総経理は「当面、中国は世界をリードする工作機械生産大国でもあり、生産台数は世界の総量の8.8%を占め、日本、ドイツ、イタリアに次いで世界で四位となっている」と語った。

「チャイナネット」 2005/04/18