東アジア自由貿易区の実行可能性研究を行う専門家合同チームの第1回会議が20日、北京で開かれた。同会議は温家宝総理の提唱によるもので、昨年開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国・日本・韓国(ASEANプラス3)の首脳会議で開催が決定した。ASEANと中日韓の専門家が出席する。
中国商務部の易小準部長補佐は同会議開幕式で、経済のグローバル化と地域経済の一体化の加速に伴い、自由貿易区を主とする各種の地域貿易プランが相次いでいることに触れ、「現在の世界経済発展の顕著な特徴だ」と指摘した。また、同会議は東アジア地域の経済協力強化と、東アジア経済の一体化プロセス推進にとって重要な意義があると指摘した。
同会議は2日間にわたって開かれ、東アジア自由貿易区の実行可能性研究の目標・範囲・活動計画などについて話し合う。
「人民網日本語版」2005年4月21日
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