「2005年北京国際出版シンポジウム」が8月北京で開催

 

中国国家新聞出版総署筋によると、「2005年北京国際出版シンポジウム」が8月に北京で開催されることになった。中国が主催する「2005年北京国際出版シンポジウム」は出版業界でもっとも重要な国際シンポジウムである。同シンポジウムの主旨は「国内外の出版業界の交流と協力をさらに強化し、互いに経験と情報を交流し、将来の発展をともに目指す」こと。2004年に開催された「北京国際出版シンポジウム」は「出版産業の集団化運営・国際貿易」をテーマとするもので、国内外の出版業界に注目され、好評であった。

「2005年北京国際出版シンポジウム」は2005年8月30日にケンピンスキーホテル・北京ルフトハンザセンター(Kempinski Hotel Beijing Lufthansa Center)で開催される予定。このシンポジウムは中国新聞出版総署と中国国務院新聞弁公室の共催で、「出版産業の新機軸と発展」をテーマとしている。中国図書輸出・輸入(グループ)会社、中国新聞出版報(紙)、中国図書商報(紙)、中国出版科学研究所が運営にあたる。シンポジウム組織委員会は国家新聞出版総署の担当官、国内外の著名な出版グループ(会社)のトップ層の方々にスピーチを依頼している。政府関係者、国内外の出版・発行業界の人々が出席することとなっている。

「北京国際出版シンポジウム」と「北京国際図書博覧会」は毎年、中国が主催する最も重要な国際出版・交流のイベントである。「2005年度北京国際図書博覧会」は9月1日に北京で開幕される予定。「2005年北京国際出版シンポジウム」においては、同時通訳の形をとり、中国語、英語、フランス語の通訳が行われることとなっている。

                        「チャイナネット」 2005/04/26