国内旅行業収入11年間で4倍に

 

桂林で開催された2005年国内旅行業交易会で、我が国の旅行業収入は11年間に4倍となり、旅行者数は倍増したことが明らかになった。

国家旅行局の統計によると、2004年度の国内旅行者数は延べ11.02億人、旅行収入は4711億元で、1994年度の延べ5.24億人の2.1倍、1023億元の4.6倍となっている。

国家旅行局旅行促進・国際連絡司の劉克智司長は、「この数年、国内旅行は力強く伸びており、大きな経済効益、社会効益をもたらしています」と語った。

我が国の国内旅行は20世紀80年代中期に始まり、90年代に急発展を遂げた。特に1999年に年3度のゴールデンウイーク制度が実施されてから、公民の旅行ブームが沸き起こり、旅行商品に対する需要も喚起されて、初期の自然、文化観光からリクラゼーション、工業科学技術、農業生態などのテーマ商品へと発展してきた。

統計によると、昨年度の国内旅行者一人当たり平均支出は427.47元で、都市住民平均は731.9元、農村住民平均は210.2元となっている。

今年、我が国の国内旅行は持続的に発展しており、「赤い旅行(1949年新中国成立前の根拠地などを主とした革命史跡巡り)」が国内旅行の流行になっている。

                      「チャイナネット」2005/05/08