外交部の李肇星部長は訪問先の京都で7日、日本の町村信孝外相、韓国の潘基文外交通商相と中日韓3カ国委員会第3回会議を開催した。

3カ国外相は、3カ国協力の重要性を強調。各分野における3カ国の協力を引き続き強化し、昨年の3カ国首脳会議で採択された「中日韓3カ国協力行動戦略」を積極的に実行していくことを重ねて表明した。

会議を主宰した李部長は次のように述べた。

近年、中日韓3カ国の各分野における協力は引き続き良好な発展の勢いを保ち、絶えず新たな進展が得られている。3カ国の間には、一連の問題も出ている。われわれは世界平和を守り、発展を促進するという大局に立ち、相互信頼に役立つ政策を多く取り、3カ国の友好に役立つことを多く行い、3カ国協力における困難を回避するべきだ。われわれが「歴史を鑑（かがみ）とし、現実に立脚し、未来に向かう」という姿勢を取りさえすれば、3カ国の協力は必ずより大きな発展を得るだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「人民網日本語版」2005年5月8日