中国共産党北京市委員会の劉淇書記(共産党中央政治局委員)は10日夜、親民党の宋楚瑜主席率いる大陸部訪問団一行と北京飯店で会見し、会食した。
劉書記と宋主席は、会見の中で次のように話した。
▼劉淇書記
宋楚瑜主席が今回、訪問団を率いて大陸部を訪問したことは、中国共産党と親民党の交流と対話の重要な発展であり、両岸(大陸部と台湾)関係の改善・発展、両岸の交流・協力の促進にとって、プラスの推進作用をもたらすだろう。われわれは長年にわたり、「人民本位、人民のための利益模索」の理念を堅持し、北京における台湾の同胞の正当な権利を法的に保護することを強く重視し、関連の政策・法規を制定し、台湾の人々のために発展環境を改善し続けてきた。両岸の民衆の交流が緊密化するにつれ、北京と台湾の協力の道はますます広がり、台湾の同胞の北京での発展の展望はよりよいものになるだろう。
▼宋楚瑜主席
中国国民党と親民党はこのほど、両岸問題を処理するため、ともに重要な一歩を踏み出した。両岸が中国人の知恵を結集し、「協力により利益を共有し、相互に尊重し合う」という基本的立場から問題を処理することは、後代の子孫にとって、中華民族のすべての子孫にとって、非常に誇りあることだ。
「人民網日本語版」 2005年5月11日
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