胡錦涛総書記、親民党の宋楚瑜主席と会見


 

中国共産党中央委員会の胡錦涛総書記が北京時間の12日午後3時、北京の人民大会堂で、親民党の宋楚瑜主席と会見した。

胡錦涛総書記は会見の際、「平和、安定と発展を求めることは海峡両岸同胞の共通の願いである。台湾海峡両岸の政党の指導者は、時代と共に歩み、民意に順応し、海峡両岸の発展と繁栄を促し、中華民族の偉大な復興のために努力すべきである。現在、海峡両岸関係の発展は非常に重要な時期にあり、両党は積極的に行動に出て、両岸同胞に両岸関係の平和で安定した発展という希望と前途を表すべきであり、中国人には海峡両岸間の矛盾と食い違いを解決できる能力と智恵があることを世界に表明すべきだ」と述べた。

胡錦涛総書記は更に、「『一つの中国』の原則と『92共通認識』を認めるならば、如何なる人、如何なる政党であろうと、また、これまでどんなことを言ったか、どんなことをしたかを問わず、われわれはこれらの人たちと海峡両岸関係の発展と平和統一の促進などの問題について話し合う用意がある」と述べた。

これに対し、宋楚瑜主席は、大陸部の改革開放以来の成果と進歩に喜びを示したうえで、「『92共通認識』を支持し、『台湾独立』に反対し、平和を愛するという親民党の三つの立場は揺るぎないものだ」と強調した。

「CRI」より 2005年5月13日