上海科学技術館の2期工事はこのほど完成し、5月14日に正式にオープンした。神舟6号で使われる中国最新の宇宙服も展示され、宇宙服が公開展示されるのは国内では初めて。
耐圧服、ヘルメット、手袋、ブーツからなるこの宇宙服はモジュールの中で着用されるもので、国内最新のデザインであるとみなされている。気圧の急激な低下から飛行士を保護する耐圧服は最も肝心な装備の一つであり、下着、保温層、風通しと放熱のための層、真空断熱層からなる。この宇宙服の製造コストは約300万元である。
宇宙服の見学のほか、上海科学技術館の「宇宙天地」という展示エリアでは、見学者は宇宙飛行士のトレーニング装置を体験したり、月に着陸した瞬間の感覚を味わったりすることもできるし、マルチメディアスクリーンを通じて中国発の宇宙飛行士である楊利偉さんが自ら録画した宇宙の無重力状態で食事と仕事をしている場面を見ることもできる。
「チャイナネット」 2005年5月16日
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