中国国際貿易促進委員会の紡績部門を担当する張延カイ責任者は、16日、北京で、「今年の初め、世界の紡績品に関する割り当て額制度が取り消された後、アメリカへの中国紡績品の輸出が大きく伸びたものの、アメリカ市場を撹乱することはない」と強調した。
これは、張延カイ責任者が、中国とアメリカ経済貿易関係に関する会議で述べたものである。これについて、張延カイ責任者は、「中国の紡績品の中にただ3割弱が海外に輸出されているが、今後この比率の数は急速に伸びるはずがない」との考えを示した。
さらに、アメリカが中国の三種類の紡績品に対して割当制限を再び始動していることに対して、張延カイ責任者は、「今年の3月末までに中国一部の紡績品と衣類などの、アメリカへの輸出は好調だったが、これは長期的趨勢を反映していない。このような急速な伸びは下半期になると下落する可能性がある」との考えを示した。
「CRI」より 2005/05/17
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