「西側諸国は中国の計画出産政策を誤解している。実際には、計画出産政策は単純な一人っ子政策ではない」。16日、「フォーチュン世界フォーラム」文化円卓会議分科会での討論に参加した国家人口・計画生育委員会の趙白鴿副主任はこう述べた。
趙副主任は中国の計画出産政策について次のように語った。
中国の計画出産政策は多面的で、異なる状況と環境で取るべき異なる政策である。中国の計画出産政策は(1)都市住民は1世帯に1人の子供しか生めない(2)郷・鎮の農村では1世帯に2人生むことができる(3)経済が比較的に発展していない西部少数民族地域はさらに緩和され、1世帯に複数の子供を持つことができる。例えば西蔵(チベット)では子供の出産制限はない。
中国は現在、関連する社会保障の提供を考え、女の子を育てた両親が年を取っても老後の心配がないようにしたい。中国政府は老齢化問題に注意を払うとともに、その問題が社会の安定と発展に影響することを意識している。
「人民網日本語版」 2005年5月18日
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