全人大の成思危副委員長、知識の格差は中国が直面する挑戦

 

中国全国人民代表大会常務委員会の成思危副委員長は17日、北京で「フォーチュン」世界フォーラムで「中国が教育、技術などの分野における先進国との知識面の格差があり、これは中国と一部のアジア諸国の発展過程で直面している重要なチャレンジである」と述べた。

成思危副委員長はまた「現在、中国が輸出している製品はほとんど労働集約型製品で、先進国が提供した金融、法律、ソフトウエアなどの知識集約型製品とサービスを交換している。この状況を改善しなければ、中国の今後の発展にマイナスの影響を及ぼすことになる。これからは、中国は研究・開発レベルの向上に力を入れ、教育活動を更に重視し、をできるだけ早く知識面の格差を縮小させることに取り組んでいく」と述べた。

「CRI」より 2005年5月18日