中国外交部の孔泉報道官は17日の記者会見で、「主権国家だけに、WHOに正式に加盟する資格がある」と強調した。
孔泉報道官はその際、「『国連憲章』とWHO・世界保健機関の組織法及びその議事日程に関する規定によると、主権国家だけにWHOに正式加盟する資格があるとなっている。どの国がオブザーバーとして参加するにも、特定の条件の下でこの組織法と議事日程に関する規定に基づき、大会議長或いは事務局長が一部地区に特定の会議や幾つかの技術的活動への参加を要請できることになっている。また、中国は一部の国が会議で「一つの中国」についての論争を引き起こし、そして中国を分裂させる活動に従事していることに断固として反対する。これらの活動は台湾海峡両岸の各分野の協力と交流にはプラスにはならない」指摘した。
「CRI」より 2005年5月18日
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