外交部報道官「日本の指導者は行動の中で反省を」

 

外交部の孔泉報道官は17日の記者会見で、日本の小泉首相による靖国神社参拝問題について、記者の質問に次のように答えた。

――日本の小泉首相は最近、靖国神社参拝についていくつか発言した。中国はこれに対してどう論評するのか。

靖国神社問題について、われわれは一度ならずわれわれのこの問題における厳正な立場を紹介してきた。簡単に言うと、靖国神社問題は亡くなった人々をまつるという単純な問題ではなく、過去の歴史にいかに正しく対応していくのかという問題に関係している。靖国神社には14人のA級戦犯がまつられている。彼らの犯罪について国際社会ははるか以前に結論を出している。日本の指導者は一方で深い反省とおわびを表明しながら、同時に参拝に行くことはできない。われわれは日本の指導者が反省を行動の中で実行することを望んでいる。実際の行動によって中国人民とアジア人民の信用、さらには国際社会での信用を得られるのだ。

「人民網日本語版」 2005年5月19日