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日本大使館井出敬二公使と日本留学経験者たちが記念撮影 |
在中国日本大使館の中日学術交流推進センターへの図書寄贈式が5月21日、北京の中日学術交流推進センター所属の「留日学人活動站」で行われた。在中国日本国大使館広報文化センターの井出敬二公使のほか、李建保、李賛東、王昌恩ら80人以上の日本留学経験者代表が図書寄贈式に出席した。
「留日学人活動站」は、日本での留学の経験があるかまたは研修したことのある中国人たちが交流を深める目的で、自主的に結成した全国的な団体であり、1992年11月22日に北京で創設され、清華大学の近くに活動の拠点を置いている。現在、会員数は1600名以上に達し、青海大学校長、清華大学材料学部教授である李建保氏が主任、中国国家自然科学基金会生命科学部の王昌恩教授、中国農業大学生物学院の李賛東教授らが常務副主任を勤めている。
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日本大使館広報文化センターの井出敬二公使が挨拶の言葉を述べる |
伝えられるところによると、日本留学経験者たちは日本の最新の科学技術、文化の情報を入手し、研究活動などの一助とし、中日間の科学技術、文化の面の交流を促すため、日本大使館は2003年より、日本語原版の科学技術、文化関連のさまざまな図書、雑誌、文献及び新聞などを「留日学人活動站」に寄贈することにしている。中国全土の日本留学経験者たちが無料で日本の科学技術、文化に関する最新の情報を日本人の人々と共有できるようにすることがその趣旨である。これまでに、1000人以上の日本留学経験者たちがその恩恵を受けている。初回に寄贈された図書は辞書などを主とし、合計500余冊で、日本の科学技術、文化などさまざまな分野に及ぶものであり、今回寄贈された図書は260冊で、専門的な科学技術資料・文献を主とし、読者の必要に応じて選ばれた貴重な資料であるだけに、早くから日本留学経験者たちが待ち望んでいた。現在、「留日学人活動站」には、日本語原版の蔵書はすでに1000冊以上に達し、同「留日学人活動站」も中日科学技術、文化交流の窓口のひとつとなっている。
「チャイナネット」 2005年5月25日
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