中国、景徳鎮磁器の原産地保護を強化

 

30日の「人民日報」の報道によると、中国国家品質監督検査検疫総局は、「磁器の都」である江西省の景徳鎮の磁器に対して、原産地保護を強化することを決めた。専門家は、1000年以上の歴史を持つブランドへの保護と伝統保持に重要な意義を持つ、と見ている。

景徳鎮は1700年あまりの磁器製造の歴史を持っている。地元の磁器は1300度以上の高温によって焼かれているなど独特な風格で世界で名を馳せている。

原産地保護とは、特定地区の原材料を生かして、独特な技術で生産された上、法的手順に基づいて許可された原産地地名で名づけられた製品のことであるという。

「CRI」より 2005年5月31日