伝えられるところによると、清華大学新聞伝播学院メディア経営・研究センターが国内外の学会の数多くの専門家と共同で編さんした中国最初のメディア青書――『2004―2005年:中国メディア産業発展レポート』が5月26日、清華大学で正式に発表された。このメディア青書は、先般社会科学文献出版によって出版された。
『2004―2005年:中国メディア産業発展レポート』によると、2004年の中国のメディア産業全体の市場規模はすでに3270億元に達した。
メディア産業は文化関連産業として分類されており、しかも文化関連産業の中で最も重要な位置に占めている。2003年以来、中央宣伝部、国家統計局の指導の下で、文化部、国家放送・映画・テレビ総局、新聞出版総署及び国家文物局など各関連部門は共同で「文化産業統計研究課題グループ」を結成し、掘り下げた研究を経て、次第に中国の文化産業の統計規範を確立し、文化産業の概念、範疇、指標体系に対して政府としてその解釈を明確にし、新しい統計方法の実施を通して、中国の文化産業の統計を規範化の軌道に乗せた。
メディア青書の研究成果では、中国のメディア産業は主に、新聞広告、コマーシャル、定期刊行物広告、ラジオ放送広告、広告会社、有料ケーブルテレビ、図書出版、新聞発行、定期刊行物発行、映画興行、音響・映像製品、携帯電話ショート・メッセージ、有料インターネット利用、ゲームなど14種類の業界となっている。
中国メディア産業市場シェア構成図(単位:億元)
上の図では、2004年におけるメディア産業の市場シェアの配分状況は、左から右へとそれぞれ以下の通り。
新聞広告265.0億元、コマーシャル308.5億元、定期刊行物広告31.7億元、ラジオ放送広告32.0億元、広告会社513.3億元、有料ケーブルテレビ128.0億元、図書出版1100.0億元、新聞発行200.0億元、定期刊行物発行300.0億元、映画興行36.0億元、音響・映像製品27.3億元、携帯電話ショート・メッセージ217.0億元、有料インターネット利用90.0億元、ゲーム25.0億元。
「チャイナネット」2005年5月30日
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