曽培炎副総理、中ロ投資協力促進で5提案


ロシア・サンクトペテルブルク市を訪問している中国の曽培炎国務院副総理は9日夜、中ロ両国の企業家に対して講演し、両国投資協力促進の5提案を示した。

5提案は次のとおり。

(1)投資協力規模の拡大。中国はより多くの企業がロシアに進出して投資、起業することを奨励、支持している。2020年までの対ロ投資総額は累計120億ドルの目標達成を目指しており、達成は目前である。中国もロシアの企業家が中国に進出して市場を開拓し、対中投資規模を拡大することを歓迎している。

(2)大型協力プロジェクトの推進。両国の共同努力で、貿易交流と投資協力を結び付け、エネルギー、動力分野における協力推進において実質的進展を得なければならない。同時に、宇宙開発、航空、新素材、化学工業、生物、通信、情報技術などの分野で、条件が比較的熟した重点プロジェクトを選び、政府が掛け橋となって企業が主導する方法で、早期に積極的な成果を得るよう努める。

(3)投資協力方式の刷新。投資と生産・製造、工事請け負い、労務協力などを結び付け、合弁、株式参入、買い付け、合併などさまざまな方法で、投資協力のさらなる発展を進める。

(4)投資協力システムの改善。中ロ投資促進会議を舞台として、プロジェクト協力の面談を繰り広げるとともに、日常的な対話システムを形成し、両国の企業が長期的かつ安定した協力パートナーシップ樹立を推進する。

(5)投資環境の一層の改善。両国政府は中ロ投資協力の中長期的計画をしっかり把握して話し合い、早期に「中ロ政府相互投資奨励・保護協定」を調印し、情報、融資、技術、人材などの面でのサービスを強化し、企業が投資協力で遭遇する困難と問題の解決を支援する。ロシアは関連する法律法規を改善し、投資家と労働者の合法的権益を保障してほしい。

                  「人民網日本語版」2005年6月13日