国家発展改革委員会によると、我が国は東北地区、黄河・海河・淮河流域地区、四川省を含む長江中・下流地区、東南沿海地区、北京・天津地区で食糧の現代的な五大流通チャンネルを構築することを明らかにした。
現在、我が国の食糧備蓄倉庫は主に東北地区、黄河・海河・淮河流域地区、長江中・下流地区に集中しており、東南沿海地区の販売備蓄容量が相対的に不足気味で、中継のためのストック施設も遅れ、港の取扱い能力も実際の需要量を満たしえない状態にある。
関連の計画によると、我が国の食糧流通の現代的な主要チャンネルとして、東北地区では食糧の出荷チャンネル、黄河・海河・淮河流域地区では麦の出荷チャンネル、四川省を含む長江中・下流地区では米の出荷とトウモロコシの入荷チャンネル、東南沿海地区では食糧の入荷チャンネル、北京・天津地区では食糧の入荷チャンネルを構築する。東南沿海地区の食糧集散と中継能力を高めるため、我が国は5〜10年間を費やして、浙江、福建、上海、広東などに10数の港における食糧中継倉庫と専用埠頭をつくり、東南沿海地区の港の年間取扱量を3000万d以上に達するようにする。このほか、東北地区と黄河・海河・淮河流域地区の鉄道沿線で食糧の集散「スポット」を試行的につくることを計画している。
「チャイナネット」2005/06/15
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