高まる中国語ブーム HSK海外受験者は年40%増

 

中国政府が主催する中国語能力認定試験「漢語水平考試(HSK)」の受験者はここ数年、年間約40%の増加率を維持している。2004年の受験者は9万人に達した。現在、中国国内を含め世界34カ国・151会場でHSKの試験が開催されている。教育部の章新勝副部長(国家対外漢語教学指導チーム・常務副チーム長)が15日、国務院新聞弁公室の記者会見で明らかにした。

近年、世界各国で中国語へのニーズが高まり、中国政府の予想を上回るスピードと範囲で拡大しつつある。中国語教育の提供者も民間主体から政府へシフトしつつあり、中国語を主要校の第二外国語の一つに加え、必修化している国も多い。観光やビジネスで中国を訪れる外国人がますます増え、ビジネス言語としての中国語の潜在力も強まっている。中国語学習者を対象に行ったアンケートによると、学習の動機として「仕事のため」とする回答者が増えている。

ある調査によると、米国では小・中・高合わせて2500校で中国語のクラスを開講、または開講を準備している。東南アジア地域には2万人を超える中国語教師がいるが、それでも人手不足という。インドネシアでは2007年をめどに、全国の中学校・高校約8千校で中国語クラスを開講する予定。欧州の一部の国では、中学校、高校の一斉テストに取り入れているケースもある。アフリカや南米でも中国語教育のニーズが広く高まっている。

別の資料によると、中国語人気の高まりと同時に、中国人の外国語学習に対する態度もオープンかつポジティブになっている。小学3年生から英語の授業が始まる学校もあり、大学で講座開講されている外国語は40言語を超え、国内の外国語学習者は2億人に達する。(編集KS)

「人民網日本語版」 2005年6月16日