23日午後4時55分、北京市の電力負荷は989万キロワットに達し、1000万キロワットの大台に迫った。これは、三日間続いた高気温天候の影響で、北京市消費電力の3度目の記録更新であるという。関係筋の予測によれば、北京市の今年の最高電力出力負荷は上昇を続け、最高1070万キロワット前後になる見込み。
北京電力公司の統計データによると、21日の北京市の消費電力は920万キロワット。22日の消費電力は959.9万キロワットで、昨年の史上最高記録943万キロワットを更新した。23日にはさらに989万キロワットに達し、再び史上最高を更新することとなった。昨年北京市電力消費のピークは7月23日であったのが、今年のピークは1カ月も繰り上げられた。そのため、北京市の7月1日に開始を予定されていた電力調整措置も前倒しで始動した。
伝えられるところによると、西上六プロジェクト、雲崗地区の天然ガス発電所がそれぞれ7月上旬に稼動することになっており、予定通り発電を始めれば、北京市の給電の逼迫した局面が緩和されると見られる。
「チャイナネット」 2005年6月27日
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