先般、第六回中国(北京)モバイル通信国際フォーラムの開幕式の席で、中国情報産業部の奚国華副部長は「現在までのところ、中国でインターネットにアクセスしている人の数はすでに1億人の大台を突破しており、ブロードバンド利用者はすでに3010世帯を上回っている」ことを明らかにした。
同氏によると、近年、中国は年ごとに1億世帯の電話使用者が新規増加している。インタネット利用者の規模はすでに世界で上位にある。中国の通信産業の発展の過程で、モバイル通信の持続的な急成長はとりわけ目覚しいものである。1988年に、中国で最初のアナログモバイル電話システムが構築され、商業運営に投入された際、全国のモバイル電話利用者はわずか3000世代であったが、ここ三年来、年ごとに増加する契約件数は、6000万余件にも達することになった。現在、中国のモバイル電話契約件数はすでに3.58億件を上回った。
奚国華副部長は「モバイル通信業務は電信産業の44.6%を占め、それと同時に、モバイル通信のネットワークにおける付加価値業務の伸びも著しい。当面、全国の付加価値業務経営企業は5000社以上に達し、モバイル通信業務はすでに中国の情報通信産業の持続的急成長のエンジンとなっている」と語った。
中国情報産業部発表の統計データによると、2005年1月から5月にかけて、中国における新規増加電話契約件数は4477.8億件となり、電話契約件数は累計6.92億世帯となっている。
「チャイナネット」 2005/06/29
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