2005年5月までの中国大陸部の累計外資使用額は5800億ドル以上に

 

先般、中国国際投資・貿易商談会の香港推薦・紹介会の席で、中国国家商務部投資促進事務局の顧傑副局長は「2005年5月までのところで、中国大陸部では累計525378社の外資企業の設立を認可し、実質外資利用額は5844億ドルに達した」ことを明らかにした。

同氏によると、世界ベスト500社のうちの400社がすでに中国大陸部で投資を行っており、そのうち、30余社は中国大陸部に地域代表機構を設立しており、外資によって設立された研究・開発機構は600ヵ所を上回ることになった。中国大陸部は改革・開放政策実施以来、積極的に外資を導入し、経済の発展を促進している。2004年における外資企業の固定資産投資額はすでに全社会固定資産投資総額の12%を占めており、工業付加価値は全国の工業付加価値の28%、輸出額は全国輸出総額の57%を占めている。

顧傑副局長は「外資を積極的に導入するとともに、中国は国内企業の海外進出への指導と促進にも力を入れている。2004年年末の時点で、中国大陸部の非金融類直接対外投資は累計368.2億ドル、対外プロジェクト請負営業額は累計1140.28億ドル、契約総額は1562.94億ドルに達した。対外労務協力は累計308.2億ドルの営業額を達成した。2005年9月、中国国家商務部はアモイ(厦門)で第九回中国国際投資・貿易商談会を主催し、中国および世界諸国・地域に向けて国際投資を促進するための協力のチャンスを提供することとなっている。これまで八回の商談会では、15566件の投資・協力契約が結ばれ、契約関連外資総額は943億ドル、貿易取引総額は55億ドルとなっている」と語った。

                     「チャイナネット」 2005/07/01