北京の発達障害支援施設、日本から無償支援


北京市の豊台利智康復センターは、発達障害をもつ人のための非営利民間機関だ。発達障害をもつ人々に農業分野の労働研修を行うセンター内の施設「陽光家園」が29日、日本の「利民プロジェクト」による設備交換などの無償支援を受けた。

「陽光家園」は、生活エリア(約5300平方メートル)と、生産エリア(約3万300平方メートル)からなる。設立以来、150人の学生が研修を受け、4人が同園に就職している。しかし、資金的な制約から、現在の「陽光家園」には簡単な用具しかなく、作業はほとんど手仕事に頼っているため、生産効率が低い。また、生活施設に暖房設備がなく、一部設備は凍結により原因で破損していた。

今回のプロジェクトでは、4万ドルあまりが支援される。

                  「人民網日本語版」2005年7月1日