中国、中央・西アジア向けの最大の外国貿易市場が営業開始

 

伝えられるところによると、中国の中央・西アジア、ロシア向けの最大の外国貿易市場――「機関車(けん引役の意)国際調達基地」が先般、新疆ウイグル自治区の首府ウルムチ市で正式に営業を始めた。これは全国各地の商品がここを経由して中央・西アジアやロシアなどの国際市場に進出することを意味するものである。

この基地は、すでに中国沿岸部の9つの都市との地域連合、30以上の産業協会との産業連合関係を結ぶとともに、キルギス、カザフスタン、アゼルバイジャン、タジキスタン、ロシアなどの新疆ウイグル自治区周辺諸国に10以上の支社を設立し、現地の関係部門と良好な協力関係を保っている。

この基地は、8つの周辺国市場向けの窓口であると同時に、中国内陸部・沿岸部の外国貿易市場及び長江デルタ・珠江デルタ9都市の産業基地とも結びついている。良質なサービスを提供することによって、効率的な物流、人の流れ、情報の流れ、資金の流れを作り出し、「長江デルタ・珠江デルタ・ウルムチ・周辺8カ国」からなる大規模な対外貿易の物流ネットワークの形成が見込まれる。

                   「チャイナネット」2005年7月4日