中ロ共同声明、石油天然ガス事業を推進へ

 

胡錦濤国家主席は3日ロシア訪問を終え、中国とロシアは共同声明を発表した。投資・エネルギー協力に関する主な内容は次のとおり。

双方は、それぞれの法律の枠組みの中で積極的に措置をとり、2020年の中国の対ロ累計投資額120億ドルの目標実現に向けて、双方が合意に達した協力事業の実行のために良好な投資環境と必要条件を整える。双方は、中ロ政府による相互投資の奨励・保護の合意にできる限り早期に調印する。

双方は、エネルギー協力の強化が中ロ貿易協力全体の水準向上にとって重要な意義をもつと認識している。今回の首脳会談の期間、双方は石油ガス、電力などの協力合意に調印したが、これは両国のエネルギー協力が新たな一歩を踏み出したことを示す。双方は、原油パイプライン建設や両国国内でのガス田共同開発など石油天然ガス分野の協力事業を、「実施綱要」に基づいて一層推進することを決定した。プロジェクト実施に関する具体的事項の協議は、両国の関連企業の責任とする。

                    「人民網日本語版」2005年7月4日