胡主席、カザフスタンでの訪問を開始

 

中国の胡錦涛国家主席がカザフスタンのナザルバエフ大統領の招きに応じ、3日夜首都アスタナ入りし、カザフスタンでの公式訪問を始めた。

これは胡錦涛氏の国家元首就任以来の二回目のカザフスタン訪問であるが、胡主席は空港でステートメントを発表した。胡錦涛主席はその中で「両国の国交樹立13年来、中国とカザフスタンとの関係は全面的に発展する新しい段階に入っている。事実が証明しているように、両国の善隣友好と互恵協力を発展させることは、両国国民の根本的利益に符合している。今度の訪問の目的は、相互信頼を強め、協力を深めることにある」と強調した。

訪問期間中、胡錦涛主席はナザルバエフ大統領と会談を行うほか、首相と議会議長ら指導者とも会見し、両国関係の発展方向と重点協力分野を企画し、また地域情勢と重要な国際問題についても意見交換を行うことになっている。

胡錦涛主席は、首都アスタナで開催される「上海協力機構」首脳会議に参加し、この機構の他の加盟国の国家元首と今の中央アジア情勢について協議を行うほか、談話を発表し、中央アジア地区の安全保障、経済と人文など分野についての中国の基本的主張と具体的提案を行うことになっている。

                       「CRI」より 2005年7月4日