呉副総理 中日観光交流聯誼会でスピーチ

 

日本国土交通省と国家観光局が共催する「中日観光交流聯誼会」が2日に開催された。国務院の呉儀副総理が出席し、あいさつした。

<呉副総理のスピーチ(抜粋)>

改革開放以来、中国の観光業は持続的かつ急速に発展し、盛んな活力と大きな潜在力を持つ新興産業となっている。中国の観光業が得た成果は、日本を含む世界各国の交流や協力と切り離せない。

歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向かう」ことや、相互信頼の促進、協力の強化は、中日両国の関係を発展させるという大局から、胡錦濤主席がジャカルタ(中日首脳)会談で提案した、中日関係の健全かつ安定的な発展への「五つの主張」を真剣に実行し、両国の関係が再び健全かつ安定的な発展の軌道に戻るよう、推進する必要がある。われわれは、両国の各界の友人が中日友好事業に関心を寄せ、両国の人民の友好に役立つことを多く行うよう望む。中国は日本と共に努力し、両国の善隣友好関係の健全な発展に積極的に貢献していきたい。

呉副総理のほか、日本の北側一雄国土交通相(日本観光立国担当大臣)、阿南惟茂駐中国日本大使もあいさつした。北側国土交通相は「中国は日本と一衣帯水の間柄で、歴史的に長い交流の伝統があり、日本にとって最も重要な友人だ。日中両国の相互理解と友好的なつき合いを促進するため、観光における交流を拡大し、日中両国の友好を推進するためにずっと力を尽くしていく」と表明した。

                       「人民網日本語版」2005年7月5日