中国、核施設保護の強化を支持

 

国連常駐事務局の責任者呉海龍氏は4日、ウィーンで、「中国はすでに、国際原子力機構(IAEA)が当日開かれた『核原料実物保護条約』の改正についての外交会議に改正案を提出し、国際社会が核施設の保護の強化に払った努力を支持し、平和利用を目的とした他国の核施設利用に対する武力による脅威に反対する」と述べた。

呉海龍大使は、その際「中国政府は、核原料の実物保護を一貫して重視し、この面でIAEAが積極的な役割を発揮するのを支持し、また、核テロリズム取締りのため、国際社会が世界の安全情勢の変化に基づき関連の国際的な法システムの健全化を図っていくよう期待している」と強調した。

                      「CRI」より2005/07/05