本部がワシントンにある世界銀行が発表した最新のランキングによると、世界一の経済大国であるアメリカの2004年のGDPは11.67万億ドルに達し、二位の日本を大幅に上回った。中国は1.65万億ドルでイタリアについで世界で七位となっている。
国内総生産の計算は米ドルを単位とし、世界における184ヵ国・地域の上位10国はそれぞれアメリカ(116675億ドル)、日本(46234億ドル)、ドイツ(27144億ドル)、イギリス(21409億ドル)、フランス(20026億ドル)、イタリア(16723億ドル)、中国(16493億ドル)、スペイン(9914億ドル)、カナダ(9798億ドル)、インド(6919億ドル)となっている。
ちなみに中国・香港は1630億ドルで同ランキングの33位、中国・澳門(マカオ)は68億ドルで110位となっている。中国・台湾の関係データは発表されなかった。
このランキングによると、世界の富の分布は非常にムラがあることが分かる。ランキングの上位50ヵ国・地域のうち、地域的には23はヨーロッパと北アメリカ、15はアジア、6はラテンアメリカ、4はアフリカ、2はオセアニアにある。アフリカ諸国の多くは多くの人口を抱えているが、下位にランキングされた。アジアの中国とインドはランキングで上位にあるが、人口総数はそれぞれ世界の一位と二位で、一人当たりのGDPは依然として下位にある。
2004年の世界のGDP総額は488000余億で、そのうち、先進国のGDPは327000余億に達したが、一人当たりのGDP
が800ドル以下の発展途上国のGDP総数はわずか12000億ドルであった。
「チャイナネット」 2005/07/05
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