山西省、年間売上高500億元の石炭化学工業を育成

 

伝えられるところによると、山西省の関係部門は、2005年〜2007年の間に、石炭化学工業に92.4億元を投じて、石炭産業チェーンを完備させ、2007年の石炭化学工業の売上高を500億元に増やすことを計画している。

年初に、山西省は『山西省の優位のある石炭化学工業の推進加速に関する3カ年計画』を打ち出した。その内容は、「天脊」、「三維」、「山焦」、「太化」、「豊喜」など石炭化学工業の大手を重点的にサポートし、これらの企業の年間売上高の30億元突破に協力すること。「化学肥料、メチルアルコール、エチレン、ベンゼン、コールタール」の五大基礎的製品をめぐって、20のプロジェクトを重点的に実施し、石炭化学工業の産業群を形成させ、山西省の石炭化学産業の持続可能な発展を実現することなどである。

この計画が達成されれば、2007年には、山西省の高濃度化学肥料の総生産量は600万トン、メチルアルコール及びその下流製品の総生産量は200万トン、ポリ塩化ビニールの総生産量は100万トン、クロロプレンゴムの総生産量は5万トン、ポリビニールアルコールの総生産量は10万トン、ベンゼン及びその下流製品の加工能力は80万トン、コールタールの精加工能力は80万トンになる。そして、この年の山西省の石炭化学産業の売上高は500億元に達し、現在の売上高より350億元増えることとなる。

                         「チャイナネット」2005年7月6日