中国人民抗日戦争記念館で7日、中国人民抗日戦争と世界反ファシスト戦争の勝利60周年を記念する「中国人民抗日戦争・世界反ファシスト戦争勝利60周年記念大型展覧会」が、4カ月間にわたる緊迫の準備を経て開幕した。中央組織部、中央文献研究室、中央党史研究室、文化部、中国共産党北京市委員会の共催によるもの。

展示内容は8部分に分けられ、初公開141点を含む展示品800点余り、写真600枚余り、図や表40枚余りが展示されている。展示内容の多様化を図り、有名な画家や芸術家に大型の油彩画・彫刻など記念作品の制作を依頼。また、現代技術を駆使しながら会場の景観を整えた。

展示会場は中国人民抗日戦争記念館、宛平城、盧溝橋、抗戦彫塑園。今回の展示のため、中央の担当部門、北京市共産党委員会、市政府が中国人民抗日戦争記念館の全面改築に資金を提供した。7月7日の全面抗戦勃発記念日から9月3日の全国抗戦勝利記念日までの間は、電話予約制による無料参観を実施し、団体客を中心に受け入れる。9月3日以降は長期展として通常の受け入れ態勢に戻る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「人民網日本語版」2005年7月7日