太陽同期軌道を周回する科学試験衛星「実践7号」が5日、酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、無事に予定軌道に入った。キャリアロケットは中国が独自開発した「長征2号丁」。
西安の衛星観測センターによると、ロケット発射は5日午前6時40分、実践7号が予定の軌道に乗ったのはロケット発射の12分後。実践7号の設計寿命は3年で、宇宙環境のモニタリングを行うほか、宇宙技術の実験も行う。キャリアロケット「長征」シリーズの発射は85回目で、中国によるキャリアロケット発射の成功は1996年10月以来、43回連続となる。
「人民網日本語版」2005年7月7日
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