国務院の呉儀副総理は6日、北京の中南海で、江丙坤氏を代表とする「台湾華聚産業共通基準推進基金会」の主要メンバーと会見した。呉副首相は次のように述べた。
このほど開催された「海峡両岸情報産業技術標準フォーラム」を通じて、両岸(大陸と台湾)が情報技術の標準化推進や応用などで密接な交流・協力関係を築き、中国が知的財産権を持つ情報産業技術の標準化事業が絶えず前進するよう、共同で推進することを願う。華聚基金会が大陸の関連方面とともに、情報産業規格の検討や制定について交流と協力を強化し、世界における大陸・台湾の情報産業の競争力向上のため、ともに努力することを歓迎する。
大陸部と台湾の経済交流・協力の健全な発展には、平和的かつ安定的に発展する双方の関係が必要だ。われわれは胡錦濤総書記が新情勢における両岸関係の発展について今年3月4日に打ち出した4つの意見を指針としつつ、「92共通認識」を認め、「台湾独立」に反対し、両岸関係の発展を主張する台湾の政党・団体・代表的人物との交流を強化していく。われわれは効果的な措置を取って、両岸の経済貿易などでの実質的な交流の強化をさらに推進するとともに、両岸の経済協力システムの構築をめぐり、台湾の同胞の意見と提案を広く聴取していきたい。
「人民網日本語版」2005年7月7日
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