大陸・台湾のIT基準めぐるフォーラム 3つの成果

 

大陸部・台湾のIT規格について話し合うために北京市で開催された「海峡両岸情報産業技術標準フォーラム」は6日、2日間の会期を終えて閉会した。華聚産業共通基準推進基金会、中国通信標準化協会、中国電子工業標準化技術協会が共同で主催した。フォーラムでは次の3つの成果が上がった。

(1)華聚産業共通基準推進基金会、中国通信標準化協会、中国電子工業標準化技術協会は長期交流体制を形成し、大陸部と台湾の情報産業技術規格分野や情報産業界における交流と協力のプラットフォームになりたいと表明した。

(2)大陸部と台湾の各代表は、AVS(中国独自のデジタル映像コード技術)やTD-SCDMA(中国独自の第3世代移動通信規格)、リムーバブル記憶メディア、高精細フラットディスプレーの4分野の技術規格について意見を交換。交流・協力の方法と形式を模索し、双方の情報産業界のさらなる協力に向けた基礎をうち立てた。

(3)大陸部と台湾の各代表は、その他の情報技術分野で技術規格をめぐる交流・協力をより広範囲に展開し、関連産業の技術規格について引き続き効果的な活動を行っていくことで一致した。適切な時期に、対応する技術フォーラムを台湾で開催することで合意した。

                      「人民網日本語版」2005年7月7日